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サルベストロールとは?

サルベストロールとは

サルベストロールはオーガニック(無農薬栽培)植物に多く含まれる天然成分です。ヒトの体内に入ると、損傷を負った細胞の排除を助け、健康維持に欠かせない働きをします。 欧米諸国をはじめ、世界中の医療機関などで活用されています。

POINT

①植物由来の天然成分
②オーガニック植物に豊富に含まれる
③損傷を負った細胞を体外へ排除

サルベストロール生成の仕組み

サルベストロールは、一般的な野菜、果物、ハーブ等、様々な植物に含まれます。
植物は真菌(カビ)などの外敵に攻撃されると、抗菌作用のある成分を生成し、自身を守ります。その成分がサルベストロールです。
農薬や抗菌剤を使用して栽培された植物には、そもそも真菌が付かないため、サルベストロールの生成量は著しく少なくなります。
一般的な農薬栽培に比べて、無農薬栽培(オーガニック)の農作物には、3倍~30倍ものサルベストロールが含まれると言われています。
植物に真菌(カビ菌)が付着 01

植物に真菌(カビ菌)
が付着

真菌から自分を守るための物質を作り出す 02

真菌から
自分を守るための
物質を作り出す

サルベストロールの多い植物になる 03

サルベストロールの
多い植物になる

サルベストロールの働き

サルベストロールは、人間の体内に入ると、細胞の自然なライフサイクルを助ける働きをします。
損傷を負った特定の細胞には、特殊な酵素(CYP1B1)が出現します。
サルベストロールはこの酵素により活性化され、損傷した細胞を体内から排除するために働きます。
健康な細胞にはCYP1B1が存在しないため、影響はありません。
サルベストロールの働き

現代人はサルベストロール不足

現代人は、100年前の1/10程度までサルベストロール摂取量が減少していると言われています。
殺虫剤・殺菌剤・除草剤を使用する現代農業で収穫した作物は、残念ながらサルベストロールがほとんど失われています。サルベストロールは病原体であるカビに対する植物の自然な防御成分で、カビによる刺激によって生成されます。
農薬によってカビを寄せ付けなくなると刺激が減り、植物はサルベストロールを生成しなくなります。 その結果、私たちが口にする多くの野菜などにおいてもサルベストロールが欠乏してしまっています。
オーガニック食材を含む健康的な食事に加え、サプリメントでサルベストロールをプラスしましょう。

サルベストロールを多く含む食物例

果物
リンゴ、ブルーベリー、クランベリー、ラズベリー、イチゴ、イチジク、タンジェリンオレンジ、ブドウ、ヨウナシ、レモン、プラム
野菜
アボガド、きゃべつ、メキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ニンニク、オリーブ、タマネギ、アスパラガス、ゴボウ、エンドウ、ソラマメ、セロリ、マメ、キュウリ、クレソン、パセリ
ハーブ
バジル、ルイボス、ローズヒップ、パクチー、セイジ、カモミール、タイム、ミント

サルベストロールの研究について

サルベストロールは、イギリスのサンダーランド大学薬品代謝学の名誉教授ダン・バーグ博士が率いる研究チームによって発見されました。
バーク博士は多くの科学者と共に20年にわたり研究に取り組み、損傷を受けた細胞内のCYP1B1酵素とサルベストロール成分という二つの大きな発見を成し遂げました。
現在では、イギリス、カナダ、ニュージーランド、インドなどで研究が行われています。インドでは臨床試験が行われ、2021年に論文が発表されています。